シカモア温泉

【シカモア温泉】ホテル宿泊レポート「Sycamore Mineral Springs Resort(シカモア・ミネラル・スプリングス・リゾート)」


(※写真は公式ホームページからお借りしました)

シカモア温泉の観光など全体的な印象について前回まとめましたが、ホテルについて改めて振り返ってみました!

東京ディズニーランドと同じぐらい広さがあるという敷地内。実際に訪れてみて、本当にそんなにあるのか…?という疑問はありますが、とにかく広いことには間違いありません。

なお、フリーウェイを降りて一般道を走るとほどなくして到着するのですが、看板がめっちゃわかりにくく、夜になると見えないレベル。一車線しかなくて通り過ぎてしまうとUターン場所までかなり距離があるのでお気をつけください。

こちらも合わせてどうぞ♪

目次

おもてなしのレセプション

敷地内に入ると向かって右手にあるレセプション。目の前にパーキングがあるので、まずは一旦そこに停めてチェックインします。

施設内マップをいただけて、全体的な説明とお部屋のご案内。夫が色々と質問していましたが、とても丁寧に答えていただいたそうです。


指定された部屋の目の前にそれぞれパーキングがあるので、車で移動。

お水とちょっとしたアペタイザー。この奥がレストランになっています。

源泉濃度が変わる!部屋タイプ

部屋タイプはいくつかの種類に分かれています。

・Spa Guest Room(ベッドルームだけのいわゆる一般的なタイプ)
・Spa Suite(ベッドルームとリビングルームが分かれているタイプ)
・Speciality Suite(大きなキッチンと部屋が複数あるアパートタイプ)

ざっくりと3つのタイプがあって、さらにベッドがキングサイズ、クイーンサイズに分かれているとかなんとか。どのお部屋にもバルコニーに露天風呂(バスタブ)がついています。

お部屋の予約をする際に気をつけなければならないのが「部屋タイプによって源泉の濃度が違うこと」。というのも、多くのアメリカ人にとって温泉特有の硫黄泉が苦手な人が多く、あえて水と半々で循環しているのだそうです。日本人ならば、硫黄臭プンプンこそ温泉にきた実感値が上がりますよねー。

ほぼ源泉100%掛け流しで楽しめるのは以下の部屋タイプだそうなので、予約の際に確認してみるといいと思います。

・「Spa Guest Room」のHarmony BuildingとAdventure Building
・「Speciality Suite」のMythical Suite

私たちはそれを知らずに源泉100%掛け流しに該当する部屋がない「Spa Suite」に宿泊。「硫黄臭はするけど、口コミに書かれていたほどでもないな…」と疑問に思っていましが、夫がチェックアウト時に確認してくれて納得でした。

ということで前置きが長くなりましたが、以下の写真たちは「Spa Suite」でクイーンサイズです。

入ってすぐがリビングルーム。

洗い場がある小さなキッチン。下が冷蔵庫になっています。コーヒーマシーンも。

反対側から見た様子。テレビの前にある大きなソファはベッドにもなるので、人数が多い場合はこちらも利用可!

お部屋はとても清潔に保たれていました。

クイーンサイズのベッド。やたらと高さがあって、一緒に寝るチビが転げ落ちないか心配するほど。

窓側にちょっとしたソファがあります。いろんな柄や素材のクッションが可愛かったー♪

ベッドルーム側から見たリビングルーム。

ベッドルームには3つドアがあり、それぞれリビングルーム、シャワールーム、露天風呂と繋がっています。

じゃん。これが露天風呂。日本式を想像していると「ぬぉ…!」と衝撃を受けるのですが、アメリカでこれだけ広いお風呂には入れないので、まぁよしとしましょう(←えらそう)。

景色は意外と風情があるんですよ。

露天風呂は、都度お湯を溜めますが音がうるさいので夜11時までの利用になります。

こちらはシャワールーム。なんてことないですね。

ちなみに驚いたのが「クーラーがない」こと…!リビングにはファンがついていますが、これは気温が高いとかなり辛い。この施設で唯一気になった点がここでした。他の部屋タイプはどうなっているのだろう。

もっと硫黄臭プンプンのほうがよかったものの、チビがいるためリブングルームにおもちゃなどを広げられるこのお部屋は、今の私たちにはぴったりでした。

地元食材がいただけるレストラン

地元産の魚や野菜をふんだんに使ったレストランで、ラウンジや個室、テラスまで様々な席があります。宴会用の大人数テーブルもあったので、ちょっとしたパーティーなんかも開けそう。

予約を取っていなかったので、早い時間帯に訪れました。5時半だったかな。やはりディナー時になると人が増えてきました。

気温もちょうどよかったのでテラス席を選んだのですが、ここでちょっとした事件が。

写真の左下にある水汲み場?水飲み場?のところで何かか動く気配…。

なんとネズミでした (◎_◎;)

スタッフの人が対応してくれたものの、なかなか捕まえることができず、さらにテラスで食事するテンションが下がってしまったので室内に移動させてもらいました…気持ちよかったのにな。

さて、気を取り直してお食事。

テーブルにはそれぞれ小さな花が飾られていて、優雅な気分を演出してくれました。

ここのパン、あたたかくて柔らかくて一気に食べてしまいました。そしてこの右下の…なんだっけ?バターにトリュフとマッシュルームが入ったようなものです。

めちゃくちゃおいしく、販売されているなら買って帰りたかったほど。オリーブオイルとバルサミコ酢、天然塩と贅沢な付け合わせ。

サラダはアヒマグロと根菜が添えられたもの。

スズメダイのムニエル的な一品。なんらかの果実も合わせていただくのですが、かなり独特なお味でした。

グリーン野菜とチーズがたっぷりのバジルパスタ。グリーン野菜は苦味もそのまま活かされていました。チーズの塩加減がいい塩梅。

全体的においしく、コンセプト通り地元の素材がふんだんに使用されているため、珍しいものが多かったです(味付けもしかり)。お値段はちょっと良いレストランって感じで値が張ります。

自然豊かなロケーションの貸切風呂

貸切風呂は、施設内にあるお土産ショップで予約ができます。ショップを通り抜けると貸切風呂まで続く緑いっぱいの通路に。人気の時間帯はすぐに埋まってしまうので、早めの予約がベター。利用時間は1時間です。

お部屋の予約時にも合わせてできるそうなんですが、行ってみないとよくわからなかったので翌日の空いている時間に入れてもらいました。

当日、また同じ場所で貸切風呂の名前が書いてある地図と鍵を受け取ります。

緑が生い茂った通路をしばし歩くと…

エステルームが見えてくるので、その向かいが貸切風呂へ繋がる階段です。

これが目印。

貸切風呂にはそれぞれ名前がついているので、そこまでえんやこらと階段を登ることに。

貸切風呂の名前(ここは「LUNA」)をチェックして、いざ中へ!

浴槽はアメリカのホテルによくついているジャグジースタイルですね。硫黄臭はほとんど感じなかったので、こちらも水と半々の循環かな。

脱衣所は特になく、ウッドスペースにちょっとしたベンチがあるので、そこに荷物を置くようになっています。

まわりはしっかり囲まれているので、外から見える心配はありません。わたしは一応水着を着ました。

見える景色は空と木々のみ。

一度は訪れたかったのでよかったですが、感想としては…「部屋の露天風呂で十分かな」といった感じ。

広さがあるので、大人数でワイワイ入る分には楽しいかも。貸切風呂は、宿泊者だけじゃなく日帰りでも利用可能です。

いつでも自由に使えるプール

露天風呂へ行く目印となる階段の反対側には、プールへの出入り口があります。宿泊者であれば入り放題!周囲には少しだけリゾート用ベンチが置いてあります。

チビは貸切風呂に入ることができなかったので(落っこちるおそれがあるので危ない)、夫とプールに入って待っててもらいました。ありがたや。

季節的なものもあるのか、混んでなくて使いやすかったです。チビ大興奮!

品揃え充実のお土産ショップ

貸切風呂の予約場所でもあるお土産ショップ。入ってすぐは、スナックやワイン、ジュースなどの軽食コーナー。

その奥にあるのはリゾート着やコスメ!かなり見応えありました。

入浴後にサクッと着るような薄手のお洋服たち。残念ながらサイズが大きいものばかり…。

彩り豊かなキャンドル。お部屋に持ち込むのもいいかも。

香り豊かなエッセンシャルオイルをはじめとした、ナチュラル志向のボディケアグッズに注目!

素朴な存在感のぬいぐるみ。

このホテルにおけるリラックス度をアップできるようなアイテムがいっぱいなのでした。

自然に囲まれた広場にヨガドーム

敷地内はとにかく緑がいっぱい!森林浴が楽しめます。いたるところにベンチが置いてあるので、ふらふら散歩が楽しい。温泉あり、自然ありと、本当にリラックスして過ごせるロケーションです。

Avila Beach(アヴィラ・ビーチ)までは遊歩道が整備されているので、ウォーキングやサイクリングでの移動が可能。

ガゼボを発見♪こちらではウエディングも行われているそうです。温泉に入れるリゾートホテルで結婚式もいいものだ。

高台にはヨガドームたるものも。定期的にクラスが開かれていて、温泉+ヨガが楽しめるという。長期滞在する人が多いのも納得できますね。

まとめ

部屋ランクによっては施設が古かったりするものの、どこも清潔に保たれていて過ごしていて不快なことは特にありませんでした。もちろん日本の旅館と比べてしまうと質は劣りますが、アメリカだと思えば充分!

次回は源泉濃度がガツンと高いお部屋に宿泊するのが目標です。

アクセス情報

Sycamore Mineral Springs Resort(シカモア・ミネラル・スプリング・リゾート)
(805)595-7302
1215 Avila Beach Dr San Luis Obispo CA 93405
Sycamore Mineral Springs Resort(公式HP)
Sycamore Mineral Springs Resort(Facebook)

 

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