こんにちは。Micaです。
サンフランシスコ/サンノゼから行ける国立公園といえば、有名なのがヨセミテ国立公園。イエローストーン、グランドキャニオンと並び高い人気を誇っていて年間400万人が訪れるそうです。
国立公園全体は広く、見どころを全て回るには何日あっても足りないぐらいだけど、公園として整備されているのは、ヨセミテ渓谷のたった1%。これまでに3回ヨセミテを訪れましたが、実際に行ってみてわかったヨセミテの遊び方をまとめてレポートします!
ヨセミテ国立公園の概要
サンフランシスコ市内から片道約200マイル(320km)、車で4〜5時間の場所にある人気避暑地。
何百万年といった月日が生んだ珍しい形の岩山や透明度が高い小川や湖、豪快に流れ落ちる滝など大自然の景観を楽しむことができます。
シンボルは垂直の岩壁を特徴とした標高2700メートル級の岩山「ハーフドーム」。1984年には世界遺産にも登録され、国内はもちろん世界中から観光客が訪れています。
ベストシーズンはいつ?
雪が溶けて滝の迫力や川の水量が増す6月がピークです。穏やかな気候かつ散策するのに適した気温の4月から観光客が増え始めます。
7・8月は夏休みシーズンでファミリー客が多く、11月頃まで週末はにぎわっています。
何泊するのがベスト?
車で片道4〜5時間の距離なので日帰りも可能ですが、理想は2〜4泊。
最低でも2泊あれば一通り主要な見どころをまわることができ、クライミングやラフティングなどアクティビティも楽しむことができます。
日帰りであれば、移動だけで往復約10時間かかりクタクタになってしまうので、体力温存のためにはオプショナルツアー(観光バス)がおすすめです。
ヨセミテの入園料
入園料は車やバイク、また個人によって異なります。チケットは7日間有効。年度によって異なるため、詳細は公式ホームページでお確かめください。
自家用車/1台あたり35ドル
オートバイ/1台あたり30ドル
徒歩、自転車、馬などで入場する場合は、1人につき20ドル(約2,926円)
15歳以下の子供は無料
7日間は出たり入ったりできるので、国立公園外のホテルに宿泊する人も多くいます(園内には設備が整ったホテルが少ないため)。
また、年に数日のみ入園料がフリーになる日があります。これはヨセミテだけじゃなくてアメリカの国立公園に適用されるものです。
役に立った持ち物
通常の宿泊グッズの他に、持参してよかったものをまとめておきます。
日よけ(帽子、日焼け止め)
避暑地といえどもカリフォルニアの紫外線は強いです。木陰や滝で涼むこともできますが、基本的には青空のもと散策することになるので、日よけは必須です。今はUVカットできる帽子もたくさんあります。
虫除け
日本と比較すると蚊に刺されるということは少ないように感じますが、木や水で囲まれたエリアになるため、虫除けスプレーなどで肌を保護しておいたほうがいいです。個人的には日本の商品だと新生児から使えるアロベビー、アメリカの商品だとTHE HONEST COMPANYの虫除けスプレーが好きです。
クーラーボックス
園内にも買い物する場所はありますが、わたしたちは水含めて食材をできるだけ持ち込むのでクーラーボックスは必須です。最近はかわいいものもありますねー。アメリカではTarget(ターゲット)やBed&Bath Beyond(ベッド&バスビヨンド)などで購入可能です。
寝袋
キャンプ(テント)で寝るときは寝袋が必須です。ロッジやホテルには寝具がありますが、ヨセミテは天気が変わりやすく夜は予想以上に冷え込むことがあるので、一つ持っておくと安心です。小さく折りたためるコンパクトサイズがおすすめ!
懐中電灯
これも宿泊場所によりますが、キャンプは共同トイレとなり、夜中のお手洗いは懐中電灯があるのが望ましいです。アウトドアであれば、電池不要の回転式充電タイプなら安心。
酔い止め
ヨセミテへ向かう道中、山道に入ると1時間〜1時間半ほどはかなり道路がクネクネしています。三半規管が弱い方にとっては必需品。わたしはいつも酔い止めを飲んでいます。
・着火剤、ライター
バーベキューする方限定ですが、意外と忘れがちなのが着火剤とライター(チャッカマンのようなものが望ましい)。日本からお越しの方は機内持ち込みができませんが、アメリカのスーパーで購入が可能です。
行き方とアクセス
サンフランシスコ国際空港、サンノゼ国際空港をスタート地点とした場合、ヨセミテまでは160マイル(257.4km)もの距離があります。予算や目的、国際免許証ありなしによってさまざまな選択肢から移動方法を検討することが必要です。
結論から言えば、国立公園内での移動もあるので、車(レンタカー)が一番おすすめ。もしくは旅行会社が運営するオプショナルツアー(観光バス)も安心です。
その他の方法は、【列車(Amtrak)+バス(YARTS)】、【バス(greyhound)+バス(YARTS)】、【飛行機】という選択肢がありますが、乗り換えもあって、出発・到着時刻も限られているため、バスツアー利用のほうが時間も短縮できます。
ちなみに、サンフランシスコからアムトラックまで送迎してくれるツアーもあります。
最後の街「Merced(マーセド)」
サンフランシスコから行く場合は少しだけ遠回りになりますが、3時間半ほど車を走らせた地点に「Merced(マーセド)」という街があり、ここは「Gateway to Yosemit(ヨセミテへのゲートシティ)」と言われています。
ここから先は買い物やお手洗いができないので、最後の立ち寄り場所としてチェックしておく必要があります。
街中に「Raley’s(ライリーズ)」という大きなスーパーがあり、食材や宿泊アメニティなどが購入できます。※園内にもスーパーはありますが、種類が少ない上に割高です。
マーセドをすぎると到着までは荒野のような何もない道を進み、後半はクネクネした山道が続きます。車酔いしやすい人は事前に酔い止めを飲んでおいたほうがいいかもしれません(わたしは必ず飲んでいます…)。
ところどころ、駐車スペースがあるので休憩を挟みながら進むことができます。
園内の移動方法
車(レンタカー)で訪問した際には、そのまま移動が可能です。また、園内には無料のシャトルバスや有料の観光バスが循環しています。
園内に入り、まずは「Yosemite Village(ヨセミテ・ビレッジ)」へ!ここにある観光案内所でMAPをゲットできます。
また、園内ツアーに参加したい場合は予約必須です。出発地は主にヨセミテ・ビレッジになります。
【詳細はこちら】
YOSEMITE NATIONAL PARK/THINGS TO DO
国立公園内は(1)ヨセミテバレー(2)グレーシャーポイント(3)マリポサグローブと、国立公園内は大きく分けて3つのエリアに分かれており、主な見どころが集まるのは(1)ヨセミテバレーです。この記事では(1)(2)のみご紹介しています。
ヨセミテの観光ポイント
El Capitan(エル・キャピタン)@ヨセミテバレー
中心滞在地となるヨセミテバレーに入ってすぐドーンとそびえる世界最大級の花崗岩。高さ約1000mもあり垂直なことから、ロッククライマーの聖地と言われているそうです。
たしかに目をこらすと「人がいる…?」ということも。路駐のような形で車を停めて、写真撮影。大きすぎて全体像を捉えるのが大変です。
Bridal veil Falls(ブライダルベール滝)@ヨセミテバレー
エル・キャピタンからすぐそばにある、その名の通り花嫁さんのベールのようになびく美しい滝。木々の中をトコトコ歩き、途中からは岩場に変わります。
岩に足を引っ掛けながら登っていくと、滝のしぶきを浴びるぐらいまで接近することができます!マイナスイオンがいっぱいで涼しいです。
Yosemite Falls(ヨセミテ滝)@ヨセミテバレー
Upper fall(アッパーフォール)、Lower fall(ロウワーフォール)から成る代表的な滝。観光サイトによると中間にもう一つあって実は三段あるそうです。
雪解け水の影響で水量が増える5〜6月あたりを狙うと豪快な滝を拝むことができます。一度、9月に訪問した時「あれ?滝どこ?」っていうぐらいカラカラでした。写真は6月の時のものです。
Tunnel View(トンネル・ビュー)
サンフランシスコ方面から向かうと、一番最初に到着する展望所で、ハーフドームがちょこんと遠くに見えます。生い茂る緑に守られるように鎮座している姿が美しいです。
人工的なものが見えないように作られていて、写真家もたくさん集まる人気スポット。パーキングがあるので、そこで一旦駐車して歩いて向かいます(と言ってもすぐそこ)。
Glacier Point(グレーシャーポイント)
ヨセミテバレーから車で一時間ほど走ったところにあるエリア。ハーフドームを目の前に臨むなら外せないのがココになります。展望所からの景色は圧巻です。
日帰りで訪れた場合でも、この展望所は絶対におさえておきたいポイントです。壮大な美しい景色。遠くには前述のヨセミテ滝(アッパー、ロウワー両方)も見えます。
(こうやって写真撮影するのが定番?らしい…)
Olmsted Point(オルムステッド・ポイント)
ヨセミテ国立公園の高山地帯を横断する「Tioga Road(タイオガロード)」と呼ばれる道路を走ること1時間半〜2時間。直線距離は10kmほどらしいのですが、やたらと遠いこのポイントは、ヨセミテバレーからは真反対の位置にあります。
ぐるーっと大きく回るのでやたらと時間がかかりますが、「ハーフドームの後頭部」を拝めます。
タイオガロードは、5月下旬から11月下旬ぐらいまでオープンする期間限定の道路です。以下のサイトで、いつオープンしているのか確認できます。
【詳細はこちら】
National Park Service/Yosemite
(真ん中右にちょこんと見えるのがハーフドームです)
食事はどうする?
アウトドア旅行で問題となってくるのがゴハン問題。結論から言えば、事前に計画を立てておいて、なるべく持参すれば安心かつ安上がりです。
軽食コーナーや小さなスーパー
主な滞在拠点となるのはヨセミテバレー。観光案内所がある「Yosemite Village(ヨセミテビレッジ)」と一帯には、宿泊施設に付随した軽食の売店(ピザやホットドッグなど)や食材が売られているスーパーがあります。
食材持参でバーベキュー
わたしたち一行は、ヨセミテへ宿泊旅行する際いつも食材を持参しています。クーラーボックスを用意し、ヨセミテ道中の最後の街「Merced(マーセド)」にあるスーパー(Raley’s)で、食材を買い込むのが定番です。
それを持ち込み、国立公園内にある設備(いたる所にある)でバーベキュー♪
これでもかというぐらい大きな肉を焼いたり、キャンプらしくカレーを作ったりできます。川のそばなどロケーションが良好なバーベキュー場所は早めにおさえておくのが正解です。
宿泊スタイル
・国立公園内に泊まるか、公園外へ出るか
・ロッジか、キャンプか、ホテルか
宿泊場所を決める際は、上記2つの軸をかけ合わせて決めることになります。時間を有効に活用するには、公園内に宿泊するのがおすすめです。
公園外に出ると、行き来するだけでも片道、最低でも40分ほどかかってしまいます。※入園料は7日間有効なので公園外に出ること自体は問題ありません
<国立公園内>ロッジ宿泊の定番なら「Yosemite Valley Lodge」
※写真は公式ホームページからお借りしました。
「Yosemite Valley Lodge(ヨセミテバレー・ロッジ)」は観光案内所あり、軽食店あり、さらには観光ツアーの発地であることからも一番便利な宿泊場所です。ホテルと同等レベルの設備があり、バスやトイレも全室ついています。※2016年に「Yosemite lodge(ヨセミテ・ロッジ)」から名称変更
<国立公園内>キャンプ宿泊の定番なら「Half Dome Village」
ヨセミテバレー内のキャンプ場で一般的なのは「Half Dome Village(ハーフドームビレッジ)」です。宿泊料金は一人30ドル〜。キャンプっぽいスタイルを楽しむなら、こういう場所がいいのかなと思います(ただし、過去には訪問客がハンタウイルスに感染したニュースがありました)。※2016年に「Curry Village(カリービレッジ)」から名称変更
以下、懸念事項。
・バス・トイレは共同であんまり綺麗じゃない
・基本的に備品はないものと思ったほうがいい
・寝袋はもちろんマットレス持参が必須
・夏でも寒いので冬着がいる
・「熊に襲われるかもしれない」注意書きがある
・人数にもよるけどもちろん狭い
・夜遅くに騒いでいると近隣の人に怒鳴られる
・夜中のトイレが怖すぎる
なにごとも経験ということで。ひゃーひゃー言いながら泊まるのも楽しいです。
<国立公園内>ホテル宿泊の定番なら「Majestic Yosemite Hotel」
※写真は公式ホームページからお借りしました。
ヨセミテの中で高級かつ予約が取れにくいと言われているのが公園内唯一のホテル「Majestic Yosemite Hotel(マジェスティック・ヨセミテホテル)」。※2016年に「Ahwahnee Hotel(アワニーホテル)」から名称変更
1920年代に建てられたという荘厳なホテルで、ジョン・F・ケネディ、エリザベス2世、ウィンストン・チャーチルなど著名人が宿泊した有名ホテルです。
宿泊料金は450〜ドルで、半年〜1年前から予約しないと取れないと言われているほど人気。泊まらずとも一部見学することができます。
<国立公園外>定番の宿泊施設は?
※写真は公式ホームページからお借りしました。
宿泊料金、滞在満足度、主要観光スポットへのアクセスなど総合的に定番かつ人気の宿泊施設が「Yosemite View Lodge(ヨセミテビューロッジ)」です。ヨセミテ国立公園の西端に位置する、140号線沿いの小さな街「El Portal(エル ポータル)」にあります。
ヨセミテ国立公園の入口までわずか2マイル(3.2km)という好立地でありながら、施設内にはレストラン、バーラウンジ、室内プール、屋外プールがあります。
おすすめアクティビティ
ヨセミテ旅行の中でお楽しみの一つがアクティビティ!バイク(自転車)を借りたり、ラフティングしたりと気軽に参加できるものから、ハーフドームのトレッキングやロッククライミングなど本格的なものまでさまざまあります。
レンタルバイクorラフティング
園内移動にも利用できて快適なのはレンタルバイク(自転車)です。「Yosemite Valley Lodge(ヨセミテバレー・ロッジ)」もしくは「Half Dome Village(ハーフドームビレッジ)」でレンタルすることができます。料金は、時間制もしくは丸1日。
ただし、ブレーキがペダルを逆回しにするタイプなので、慣れないと運転しづらいのが玉にキズ。
わたしの個人的なおすすめは「ラフティング」です!「Half Dome Village(ハーフドームビレッジ)」にあるレクリエーションセンターにて申し込みができます。
ラフティングといっても、急勾配をガンガンいく荒々しいものではなくってどちらかというと日本の川下り。ゆーっくりのスピードで、公園内に流れている「Merced River (マーセド川)」を1時間ほどかけて、自分たちでパドルを操作しながら下っていきます。
ラフティングのレンタル場所
「Half Dome Village(ハーフドームビレッジ)」にあるレクリエーションセンター。ここではボート以外にも、サイクリング用の自転車も貸してくれます。※2016年に「Curry Village(カリービレッジ)」から名称変更
ラフティング申し込み&参加の流れ
1)受付で申し込み
代表者が名前や電話番号など簡単な項目を記入。ラフティングを楽しむにあたっての注意事項(何があっても自己責任です的な)を一通り読み、書面にサインをします。
料金は一人あたり31ドル。最大4人までなので、それ以上になると二つ。子どもの場合は、体重50ポンド(約22.5キロ)以上が必須条件のようでした。
2)ブリーフィング
一定の時間になったら始まるようで「◯分後に集合」みたいな指示がでます。
ここはいかにもアメリカらしく、始まるようで始まらない。10分弱ほどベンチでレクチャーを受けた上で出発です。救命胴衣のようなものを装着。
3)水辺に移動して出発
ボートとパドルを自分たちで川岸まで運びます。川はすぐそこにあるのですが、これがまた重くって…。咎められませんが、ズルズル引っ張るのはNGなようです。
特に順番等はなく、到着順に随時出発する流れ。全員乗り込んだら、スタッフのお兄さんがヨイショ、とボートを押してくれます。
川へ入ったら、あとは「行ってらっしゃ〜い」と、自分たちで漕いで下るのみ。
これが意外と難しく、行きたい方向に進まなかったり、その場でぐるぐる回ったり。漕がないと進まないぐらい川の流れが遅いところも多々あるので、体力も必要。
深く考えずに申し込んだラフティングだったけど…これがめちゃくちゃ気持ちよくて。
すべて視点が低くなるので、より景色が壮大に映るのです。人の手によって整備されてない川(道)だからこそ、気づいたら両サイド木々に囲まれているなんてこともあって、大自然をそのまま体感できるのが凄い!
ハーフドームともパシャり。
ヨセミテ滝ともパシャり。
気づいた人が手を振ってくれたりする。
単純に流れていくと1時間ほどでゴールに到着しますが、途中の河川に上陸もできます。こうして、なんでもない時間をのんびり過ごせるのがお気に入りポイントの一つです。
このラフティングは水量が多い初夏限定なので、川の水は触れるとめちゃくちゃ冷たい。だけどこうやって楽しむ方々もいて…。本人たち曰く「サイコー♪」とのことです。
ゴール地点では、スタッフのお兄さんが「ここだよ〜」と待っていてくれます。
日中なら特に時間制限はなく、着いたらお兄さんのボートを引き上げて、シャトルバスの停留所まで行きと同じように運びます。救命胴衣もここで脱いでしまって、 終了。
シャトルバスに30分ほど揺られて、出発地の「Half Dome Village(ハーフドームビレッジ)」に戻ります。
ヨセミテ滝が至近距離で眺められる地点で上陸しましたが、ヨセミテ滝を撮影するならここが一番迫力あるんじゃないかと思いました。
太陽が燦々と降り注ぎ、遮るものも特にない時間を過ごすため、日焼け対策は万全に。
途中で休憩取ったり、写真撮影をしていると、結局3時間以上は楽しんでいました。ラフティングって長いと飽きるけど、ヨセミテは景色がいろいろ変わるので飽きない。
水量が下がって、早ければ7月下旬には終わってしまう、期間限定のお楽しみ。5〜6月の間にヨセミテ観光を予定されている方には、おすすめのアクティビティです♪
詳細はこちらのホームページにて。
ヨセミテで出会える動物
ヨセミテは自然が手つかずのまま残されているゆえ、野生の動物たちもいっぱい!
なんと、哺乳類は100種類以上、鳥類は200種以上も生息しているそうです。目撃情報もいっぱいありますが、さすがにクマやコヨーテには出会ったことない。。
ごはんを求めてやってるこの子。「California Ground Squirrel」というリスらしい。
こちらはシカ。
ボブキャット!
なかなか出会えない動物の周りには人だかりができているので、わかりやすいです。
ヨセミテと合わせて巡りたい観光地
ヨセミテ国立公園からさらに2時間ほどドライブしたエリアにも、実は魅力的な観光地がたくさんあります。もし日程に余裕がある場合は合わせて巡ってみてくださいね。
Mono Lake(モノレイク)
ヨセミテから車で2時間ほど。80万年前に誕生したという塩分濃度の高い湖です。「モノ」とはネイティブアメリカンの言葉でハエを意味しています。その名の通り、湖の水辺をよくみて見ると、うっすらとハエが密集していて、黒いフチができていほど!
この湖が人気の理由は、トゥファ(石灰岩)と呼ばれる石塔群が作り出す景観。モノレイクにはカルシウムが大量に溶け込んでおり、湖底からは炭酸水が湧き出しているため、それが融合して石塔となるそうです。
エヴァンゲリオンに出てきたシーンと似ていると噂が広まり、人気テレビ番組「世界の果てまでイッテQ!」でも特集が組まれていました!
June Lake(ジューン・レイク)
個人的にもっとも印象深かった湖の一つ。ヨセミテからは同じく車で2時間ほど、モノレイクからであれば30分の距離です。
395号線からつながる158号線「June Lake Loop(ジューンレイク・ループ)」という全長15マイル(約22キロ)ドライブロードにある湖で、周囲には宿泊場所も点在しています。
小さい湖なので、あまり有名な観光地ではないのですが、とにかく透明度が高い!エメラルドグリーンのようにキラキラ輝く様がとても美しく、穴場の避暑地です。
Bodie(ボディ)
知る人ぞ知るゴーストタウン!ヨセミテからは車で3時間ほどかかりますが、その光景は唯一無二のもの。
1800年代に一大ブームとなったカリフォルニア州の「ゴールドラッシュ」ブームにおいて、この場所でも金が掘り当てられたことから急速に人口が増え、大きな町へと発展しました。
衰退のきっかけは、金が出なくなったこと、大火事が起こったこと。金争いにより町内は無法地帯だったようで、人口の流出により町はどんどん衰退していったそうです。現在も一部昔のまま建物が残されており、州立公園として運営されています。
まとめ
ヨセミテは日帰りでも行けますが、宿泊するとサイクリング、ハイキング、本格登山などただ眺めるだけではなく、アクティビティもプラスして楽しめるので滞在価値が倍増。
積雪の季節にはウィンタースポーツも楽しめるそうです(まだ未体験)。
滝の迫力を体感するなら5〜6月がベストで、キャンプするなら真夏の7〜8月がベストです。
アクセス情報
YOSEMITE Official guide
National Park Service
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