車でサンフランシスコから2時間、サンノゼから1時間15分の場所にあるモントレー。サンフランシスコと同じく港町(フィッシャーマンズワーフ)があり、水族館やクルーズを楽しめる風光明媚なエリアです。
Monterey(モントレー)の概要
サンフランシスコから南に200キロ、カリフォルニア文化発祥の地とも言われている港町モントレー。古くから存在するレストランやショップが建ち並んでいます。
フィッシャーマンズワーフ、モントレーベイ水族館、名物ストリート「キャナリーロウ」などが見どころたくさん!
また、動物観察カヤックやホエールウォッチング・クルーズで人気のエリアでもあります。芸術家が多く住んでいるお洒落タウン「Carmel(カーメル)」まで車で15分ほどなので合わせて巡るのもおすすめです。
サンフランシスコと似ている部分もあるものの、混雑しておらず、より自然がいっぱいでスローな空気。気温も上がって過ごしやすいエリアです。
モントレーの観光ポイント
サンフランシスコ/サンノゼから日帰り旅行でも楽しめるモントレー。デートや家族お出かけにもぴったりの規模と距離感です。一日で制覇できる見どころをまとめてみました!
Fisherman’s Wharf(フィッシャーマンズワーフ)
サンフランシスコより規模は小さいものの、シーフードレストランやお土産ショップが並んでいます。たくさんのフラッグが印象的。アシカの大群が生息していて、観光客の人気者となっています。
また、各種クルーズの発着地でもあります。
フィッシャーマンズ・ワーフのアイドル、アシカ!キュイキュイ大きな鳴き声が特徴です。水鳥との絡みも優雅そのもの。
【アクセス情報】
(831) 373-3337/1 Old Fishermans Wharf Monterey CA 93940
Fisherman’s Wharf(公式HP)
Fisherman’s Wharf(Facebook)
名物ストリート・Cannery Row(キャナリーロウ)
昔はイワシの缶詰工場がずらーっと並んでいたと言われるストリートです。現在では缶詰工場の建物はそのまま、レストランやお土産ショップに変化を遂げ、観光客で賑わっています。
後述のモントレー水族館は、このキャナリーロウの端に位置しています。
Monterey Bay Aquarium(モントレーベイ水族館)
こちらの水族館、主役はなんと巨大昆布!「ジャイアントケルプ」と呼ばれるこの昆布は、海中では50〜70メートルまで成長、時には数百メートルに達するものもあるそうです。
ラッコ、イルカ、シャチ、クジラとそうそうたる海洋生物が暮らすモントレー湾。
「奇跡の海」とも称されるこの海は、このジャイアントケルプのおかげで、自然環境が保たれているそうで、海洋生物にとって暮らしやすい海なのだとか。ラッコは、昆布を巻き付けてお昼寝するそうです♪
クラゲの展示が多いのも、この水族館の特徴です。
【アクセス情報】
(831) 648-4800/886 Cannery Row Monterey, CA 93940
Monterey Bay Aquarium(公式HP)
Monterey Bay Aquarium(Facebook)
Whale Watching(ホエール・ウォッチング)
モントレーで年間通して楽しめるのがホエールウォッチング!フィッシャーマンズ・ワーフから出発して2時間ほどのクルーズをクジラを探しながら楽しみます。
人気のクルーズ会社は「Princess Monterey Whale Watching(プリンセス・モントレー・ホエールウォッチング)」。
大きいタイプと小さいタイプ、クルーズ船は2種類。9:00am〜、12:30pm〜、3:30pm〜の3つの時間帯で、ホームページから予約が可能です。
【アクセス情報】
(831) 372-2203/96 Fishermans Wharf #1 Monterey CA 93940
Princess Monterey Whale Watching(公式HP)
Princess Monterey Whale Watching(Facebook)
モントレーのご当地グルメ
モントレーの定番といえばクラムチャウダー!お店によってそれぞれレシピが違います。フィッシャーマンズワーフでは各レストランで試食を配っているので、レストランを決める前にまずは食べ歩いてみるのが正解♪
試食の食べ歩きについてはこちらの記事も参考にどうぞ。
わたしの一番のお気に入りのレストランは定番老舗でもある「Old Fisherman’s Grotto(オールド・フィッシャーマンズ・グロトウ)」です!
1950年代に、家族経営の小さなお店としてスタートしたシーフードレストラン。現在はモントレーの中でも随一の人気を誇るレストランへと成長し、モントレー内のBESTクラムチャウダー(2012-2014年)、BESTカラマリ(2013-2014年)に選出されています。
合わせて巡りたい観光地
モントレー自体は小さな街なので日帰りでも充分満喫できますが、周辺にも個性的な街があるので宿泊して巡るのも楽しいです♪
Carmel(カーメル)
モントレーの隣り街にあたります。代表とする観光名所はほぼないに等しいものの、街全体が緑に覆われ、ギャラリーが90軒以上も点在するという、通称「アーティストが愛する街」。
美の美しさを保つためネオンも信号もファーストフード店もなく、洗練された雰囲気が漂っています。あくせく動き回るのではなくのんびり過ごすのに最適。昼間は紺碧に、夕暮れはピンク色に染まる「カーメルビーチ」は必見です。
カーメル観光はこちらの記事も合わせてどうぞ。
17-Mile Drive(セブンティーンマイル・ドライブ)
モントレーとカーメルの間にある全長17マイル(約27.35km)のシーニック・ドライブロードです。山道と海岸線から成り、21箇所の展望スポットには看板が設置されています。
入り口で配布されるMAPをもとに、各自好きな箇所に立ち寄るドライブです。敷地内にはリゾートホテルやゴルフ場もあり、著名人も多く訪れています。
セブンティーンマイル・ドライブ観光はこちらの記事も合わせてどうぞ。
Moss Landing(モス・ランディング)
サンフランシスコ/サンノゼからモントレーに行くまでの道中にあり、モントレーからは車で30分ほどの街です。さほど有名ではないエリアですが、モントレー同様ホエールウォッチングやアシカの観賞を楽しむことができる上、モントレーほど観光地化していないので穴場です。
特筆すべきは、Phil’s Fish Market & Eatery(フィルズ・フィッシュマーケット&イートリー)というシーフードレストラン!クラムチャウダーやロブスタロールなど、新鮮な海鮮を使った食事をいただくことができます。
レストランの様子はこちらの記事も合わせてどうぞ。
まとめ
サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフ周辺は人がたくさんいて賑わっていますが、それに比べるとモントレーは静かで素朴な雰囲気です。自然もいっぱい!
砂浜も近く、街と自然のバランスが絶妙!アシカとの距離もぐっと近いです。長時間ぼんやり眺めている人もたくさん。海岸沿いでは、運がよければ野生のアザラシやラッコにも出会うことができます♪
できれば1泊2日滞在して、お隣りのカーメルと合わせて巡るのがおすすめ。どちらのエリアにもホテルはたくさんあります。個人的には宿泊するなら夕暮れの時間帯がすばらしいカーメルがいいと思います。
実際に1泊2日で楽しんだ旅行の訪問記はこちらをどうぞ。
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