こんにちは。Micaです。
サンフランシスコ旅行において、日程に余裕があるなら訪れたいのがナパ&ソノマの二大ワイン産地!
どんなところ?おすすめのワイナリーは?などなど、初めて行く方におすすめの情報をまるっとまとめました。計画の参考にしていただけると嬉しいです。
ナパ/ソノマの概要
サンフランシスコから北の位置にあるカリフォルニアワインの一大産地かつ人気観光地です。Napa Valley(ナパバレー)とSonoma Valley(ソノマバレー)合わせて全米一の生産量を誇っています。
ナパ、ソノマともに複数の街で構成されており、街ごとに特徴は異なるので散策ポイントもたくさんあります。ワイナリーの総数は400以上、そのほとんどがテイスティングルームを構えているため見応えたっぷりです!
ベストシーズンはいつ?
北カリフォルニアの中でもナパ/ソノマは温暖な気候なので比較的いつでも楽しめますが、景観が美しいのはぶどうの実がふさふさしている(刈り取られる前)9月〜10月上旬頃。
ただし、9月はインディアンサマーと呼ばれる、一番カリフォルニアらしく暑いくらいに気温が上がる時期でもあります。上がったとしても28〜30度ぐらいですが、日差しが強いため日よけ対策は万全にしてお出かけしてください。
また、たわわな実の迫力は拝めませんが、ぶどうの木の若葉で美しい4〜5月頃もおすすめです。ちなみに11〜3月頃は雨期にあたりますが、ナパバレーの一画には温泉地もあるので、寒い時期ならではのお楽しみもあります。
ナパ/ソノマの天気と気温
サンフランシスコやサンノゼ同様、日本のようにハッキリとした四季があるわけではなく、年間通して温暖かつ降水量が少ないナパ。主に乾期(4〜10月)、雨期(11〜3月)、インディアンサマー(9、10月)と3つのシーズンに分けられます。
晴天率が高く過ごしやすい気候。雨期でも、水不足が深刻化するほど降らない年もあるほどです。
気温を見ると日本と比べてそれほど暑くないように感じますが、カリフォルニアらしい強い紫外線が降り注ぎ、またぶどう畑が広がっている関係で大きな建物がなく日陰が見つけづらいので、帽子やカーディガンなどが必要です。
役に立った持ち物
通常の宿泊グッズの他に、持参してよかったものをまとめておきます。
・日よけ(帽子、日焼け止め)
お天気のカテゴリでも触れましたが、快晴に恵まれることが多く、強い紫外線が降り注いでいるので日焼け対策は万全にしてお過ごしください。UVカット効果のある帽子がおすすめ!
・虫除け
日本と比較すると蚊に刺されるということは少ないですが、ぶどう畑にはときどき虫が潜んでいるので虫除けスプレーなどで肌を保護しておくと安心です。個人的には日本の商品だと新生児から使えるアロベビー、アメリカの商品だとTHE HONEST COMPANYの虫除けスプレーが好きです。
行き方とアクセス
車でサンフランシスコからは約1時間〜1時間20分、サンノゼからは1時間半〜2時間、どちらもフリーウェイを利用したドライブになります。どちらもブリッジ経由!
ナパは観光ポイントもワイナリーも点在しているため、好きなように巡りたいのであれば自家用車もしくはレンタカーがベストです。ただし、ドライバーは飲むことができません。
何泊するのがベスト?
行きたいワイナリーや観光スポットにもよりますが、時間がない場合は日帰りでも楽しむことができます。
ナパ/ソノマと一言で表せど、移動は複数の街にまたがるので移動は広範囲です。2泊すれば、行きたいワイナリーも制覇できる上に温泉に入浴することも可能です。
宿泊場所とおすすめホテルは?
目的のワイナリーがある場合、ワイナリーの場所を考えながらホテルのエリアを決めるのが一番ですが、温泉が楽しめたり、カジノ体験ができたり、宿泊場所によっていくつかの選択肢があります。
観光の中心地で利便性が高い!
Napa(ナパ)
サンフランシスコを発地とした場合、一番近い大きな街で観光案内所もあるナパ。
それぞれの街や各ワイナリーを訪れるには北上する形になります。いわゆる一般的なホテルが点在しています。
温泉で癒される!
Calistoga(カリストガ)
個人的におすすめなのは温泉に入れてマッドバス(泥風呂)体験もできるカリストガ!入浴やマッサージがセットになっていて、ホテルや宿泊タイプによっては部屋のお風呂が温泉ということもあります。
マッドバスはコースがいくつか分かれていて、もちろんホテル利用のみも可能です。
ホテルカジノも満喫!
Petaluma(ペタルマ)
(※写真は公式ホームページからお借りしました)
ナパから車で40〜50分の位置にあるペタルマには「Graton Resort&Casino(グラトン・リゾート&カジノ)」というホテルとカジノの複合施設があります。
ナパ、ソノマ含めてカジノ施設はいくつかありますが、グラトンは広く、数年前にオープンしたばかりなので綺麗です。
ナパのダウンタウン
ナパバレーの中心とも言えるナパのダウンタウンにはレストランやカフェ、雑貨店などが点在しています。観光案内所があるのもここ。
イチオシの観光ポイントは「Oxbow Public Market(オックスボー・パブリックマーケット)」!
ナパの中心にある人気のレストランやスイーツ店、雑貨屋などが集まるマーケットです。レストランはそれぞれ独立しながらも食事はオープンスペースでいただくため屋台のような開放感が非日常を演出しています。屋外もあり。
また、絶景を眺めながらコース料理がいただける人気のワイントレインがあるのもナパのダウンタウンから15分ほど歩いたところです。
散策した様子はこちらの記事もどうぞ。
ナパ定番の記念撮影スポット
ナパの記念撮影スポットの定番といえば、「WELCOME」と「NAPA VALLEY」という言葉が書かれた大きな看板。ぶどう畑の一画にあるため、これぞナパ!という写真が撮れること間違いなし。
この看板、実は二つあります。
一つ目はナパ中心地から車で20分ほど北上した「Oakville(オークヴィル)」という街。「Robert Mondavi Winery(ロバート・モンダヴィワイナリー)」があるOakville Cross Rd(オークヴィル・クロスロード)を過ぎたSt.Heletna Highway(セントヘレナ・ハイウェイ=29号線)沿いです。
もう一つはさらに北上した街「Calistoga(カリストガ)」に到着する数マイル前で同じくSt.Heletna Highway(セントヘレナ・ハイウェイ=29号線)沿いにあります。看板から一番近いハイウェイとの交差地点はDunaweal Ln(ダンアウィール・レーン)です。
おすすめワイナリー
ナパとソノマが入り混じっていますが、わたしが実際に足を運んだ中でおすすめのワイナリーをピックアップしました♪
申し訳ないのですが、わたし自身ワイン自体については詳しくなく、雰囲気重視となっていることをご了承ください!
まるでお城にいる気分!
Domaine Carneros Winery(ドメーヌ・カーネロス・ワイナリー)
ぶどう畑を見下ろす高台に位置しているお城のような佇まいのワイナリーです。ワインを作るぶどうの95%は私有地で栽培されています。
3種類からなるスパークリング・ワインと1992年に製造を始めたというピノ・ノワールが人気で、ティスティングセットがあります。ワインのおつまみとして提供されるスモークサーモンが絶品♪
訪問した様子はこちらの記事をどうぞ。
ピクニックが楽しめる!
V. Sattui Winery(ブイ・サットゥーイ・ワイナリー)
創業者であるVittorio Sattui(ヴィットリオ・サットゥーイ)がイタリアのジェノバから移住して1885年に事業を開始しました。ウエディングもできる重厚な建物とピクニックができる広い庭が人気の理由。
ワインは小売り店に卸していないため、ここでしか飲めません。道路挟んだ向かいには「DEAN&DELUCA(ディーン&デルーカ)」があります。
訪問した様子はこちらの記事をどうぞ。
ゴンドラ利用で眺望抜群!
Sterling Vineyards(スターリング・ヴィンヤード)
ナパバレーの温泉地「Calistoga(カリストガ)」からほど近いワイナリーです。周辺のワイナリーの中でも類を見ないパノラマビューの絶景が楽しめます。ワイナリーに行くまでの道のりはゴンドラを利用するのもポイント。
各種おすすめワインのティスティングはもちろん、ワイン醸造所の見学も楽しめます。ワイナリーの建築は、ギリシャのミコノス島をモデルにしているそうです。
訪問した様子はこちらの記事をどうぞ。
日本でも大人気の大御所!
Opus One Winery(オーパスワン・ワイナリー)
ワイン好きなら知らない人はいないとまで言われる有名なカリフォルニアワイン・オーパスワン。ワイナリーの巨匠2人がタッグを組んで製造したワインは、夜間に収穫するスタイルにより糖度が抑えられた最高品質のぶどうを使用しています。
収穫から販売まで3年という月日が費やされた逸品。セカンドラベルとされる「Overture(オーバーチュア)」も限定販売とあって人気です。
狙い目ランチレストラン
わたし自身宿泊したことあるのが1〜2回なのでランチ限定になってしまいますが、絶対に満足できるおすすめのランチを2件ご紹介します♪
受賞歴があるベーカリー!
Costeaux French Bakery & Cafe(コステックス・フレンチベーカリー&カフェ)
ソノマバレーの中心都市「Healdsburg(ヒールズバーグ)」にあるフレンチベーカリーです。シカゴの「Modern Baking Magazine」誌において全米NO.1ベーカリー(2009年)に選ばれた輝かしい経歴を持っています。
上質な素材を厳選し生地作りを含めて24〜48時間かけてパンを作っており、オムレツやエッグベネディクトも人気。地元客・観光客で行列ができています。
訪問した様子はこちらの記事をどうぞ。
SFで人気のオイスターバー!
Hog Island Oyster Co(ホグ・アイランド・オイスター)
ナパの中心地にある「Oxbow Public Market(オックスボー・パブリックマーケット)」の一画にあるオイスターバーです。フェリービルディングにある同店は行列必須ですが、ナパは比較的空いているので穴場です♪
「生かき」「焼がき」「かきフライ」とさまざまなスタイルのかきと、具沢山のクラムチャウダーが名物。
お土産ならここ!
各ワイナリーにはオリジナルグッズを販売しているお店も多く、お気に入りのワイナリーがある場合はぜひお土産もチェックしてみてください。
ナパ生まれのコスメやお菓子などは以下のショップで買えます♪
Oxbow Public Market(オックスボー・パブリックマーケット)
ここまでのカテゴリで何度か登場していますが、ナパ・ソノマ生まれのお土産が一堂に介しているマーケットなので、お土産を購入する場所として最適です。オリーブオイルなどの調味料、お菓子、雑貨、コスメなどなんでも揃います。
訪問した様子はこちらの記事をどうぞ。
DEAN&DELUCA(ディーン&デルーカ)
サンフランシスコ中心、郊外含めて実はここにしかないディーン&デルーカもとっておきのお土産が見つかる宝庫!調味料やお菓子も人気ですが、特に女性におすすめなのがオリジナルのエコバッグ。コットン素材で丈夫な質感。キッチングッズも人気です。
訪問した様子はこちらの記事をどうぞ。
ワイントレインに乗ろう
ナパの景色、おいしい料理、上質な空間を味わうならぜひワイントレインへ!往復で3時間。時速30キロの列車に乗ってコース料理を楽しむプログラムです。
食事は列車内で作られているので新鮮かつ出来立てほやほや。途中下車してワイナリーを楽しむオプションもあります。
・展望車両コース…2階に位置し、天井もドーム型からは眺望バツグン/一人221ドル〜
・グルメ車両コース… 往復でテーブルとラウンジを併用するスタイル/一人146ドル〜
(※2017年6月調べ)
乗車までの流れやトレイン内の詳細は以下の記事をどうぞ。
まとめ
以上、ワイナリーやワインの味など、もっと詳しく紹介していらっしゃるサイト、ブログはたくさんありますが、初めてのナパ旅行におすすめの情報を集めてみました!
ナパからは少し外れますが、さらに3時間半北上した場所(ちょっと遠いですね…)にある「Glass Beach(グラス・ビーチ)」も楽しいです。訪問ワイナリーが増えたらまた更新したいと思います。
お知らせ
【Twitter】 @mica_clip
【Instagram】@mica_clip