サンフランシスコの街中に美しく佇むCoit Tower(コイトタワー)。観光中に見かけて「あれは何だろう?」と思う人も少なくないはず!
サンフランシスコの街並みや穏やかな海を一望できるコイトタワーってどんなところなのか?実際に訪問した写真とともにレポートします♪
Coit Tower(コイトタワー)の概要
サンフランシスコをこよなく愛したという女性リリー・ヒッチ・コイク氏が自身の遺産を寄付し建てられたという高さ約64メートルの塔です。てっぺんは展望所となっていて、サンフランシスコの街並みやサンフランシスコ湾が一望できます。
テレグラフヒルという丘の上にあるため、安定感を出すべくてっぺんになるにつれ細くなっている設計。頂上へ向かうにはエレベーターを利用します。
小さいですが、サンフランシスコ市内にある展望所の中ではもっとも景観が優れていて、また逆にフェリービルディングやロンバードストリートから眺めるコイトタワーも美しく、サンフランシスコのシンボルの一つです。
コイトタワーの営業時間と料金
季節によって営業時間が異なるので、お出かけの際はご注意ください!入口近くのギフトショップでチケットが購入後、エレベーターで展望所まで向かいます。
営業時間
11〜4月/10:00am〜5:00pm
5〜10月/10:00am〜6:00pm
料金
大人/8ドル
12〜17歳、65歳以上/5ドル
5〜11歳/2ドル
コイトタワーの行き方
車(レンタカー)の場合
パーキングを利用することができますが数が少ないため、週末や観光シーズンはパーキングに停めるまでに並ぶことが多いです。また、パーキングに入るまでの道が狭い!
公共交通機関の場合
サンフランシスコのダウンタウンからは、Stockton St(ストックトンストリート) & Sutter St(サターストリート)からMuniバス30番もしくは45番に乗車。Union St(ユニオン・ストリート) & Columbus Ave(コロンバス・アベニュー)下車でそこから徒歩15分、もしくは39番のバス(コイトタワー行き)に乗り換えます。
もしくはMuniメトロのFラインに乗車して「Embarcadero & Sansome St」という停留所で降りると、同じく徒歩15分ほど。
フィッシャーマンズワーフからはピア39を起点とした場合歩いて20分ほどなので歩く人も多いですが、丘の上にあるのでめちゃくちゃ疲れます。できればギリギリまで公共交通機関で近くことをおすすめします!
展望所までの道のりも絶景
ここからは実際に訪問したときのレポートです。
到着前からすでに、車の外にはとても良い眺めが広がっています。助手席から撮影したものです。展望所までこの眺めは取っておきたい!という方はひたすら前か下を向くべし。
エレベーター待ちで数十分
本当にこじんまりとした展望所で、入口はさほど広くなく、中ではエレベーターを待つ行列ができています。
一階には壁画。ルネッサンス期に多く用いられた「フレスコ」と呼ばれる技法らしく、毎週土曜11:00からは「壁画解説ツアー」なるものが開催されているようです。
展望所からの景色
窓の一つ一つが狭いため、視界は広くないというのが最初の印象。覗き込む感じです。ぐるっと円形になっているので、一周すると色んな景色が楽しめます。
サンフランシスコダウンタウン側はこんな感じ。
ゴールデンゲート・ブリッジ側はこんな感じ。
ファイナンシャルディストリクト側はこんな感じ。
展望所からの撮影はすべて窓越しになるうえ狭いので、背景をバックに写真を取りづらいのが難点…。
ただし、街中に位置するコイトタワーだから楽しめる、密集度が高いダウンタウンの街並や、急勾配の坂、趣きの異なる二つのブリッジなどサンフランシスコ市内のありとあらゆる景色は必見です。
コイトタワーは佇まいが美しい
個人的に好きなのが、遠くから見るコイトタワーです。ロンバードストリートから見る街並みとのコラボは特に絶景。
こちらは少し陽が傾きかけている時間帯。夜にはライトアップされて、海を眼下に闇の中で幻想的に光る様子も絵になります。
まとめ
サンフランシスコの展望所といえば、ここコイトタワーかツインピークスになります。コイトタワーのほうがサンフランシスコの景色が近いですが、広く見渡せるのはツインピークスです。
距離感の違いはあれど眺めるものは似ているので、どちらか片方をプランに組み込むといいかなーと思います。
アクセス情報
Coit Tower/(415)249-0995
1 Telegraph Hill Blvd San Francisco CA 94133
Coit tower/San Francisco Recreation Park
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