前回の検診から約二週間後。
診察の流れはほぼ同じ。受付後、ナースに呼ばれたら体重測定、血圧測定、腹痛と出血の確認。
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ドクターに交代して、今回は【経腹エコー】。お腹に器械をあてて、赤ちゃんの様子を見る。サイズ、心拍ともに問題なし。どんどん成長していて、すでに人っぽい!二頭身だけど腕はバンザイしてて足もある。
GBS検査も合わせて行う。綿棒のようなもので膣口から菌をとって、培養検査というものにかけられるらしい。本来は妊娠後期にやるものらしいけれど…。
妊娠中の検査丸わかりシリーズ第10回 「GBS検査」の巻
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診察部屋からドクターの部屋(?)へ移動。とりあえずこの10週6日のタイミングで無事に妊娠継続できそうだということで、今後について説明を受ける。
まず一つ目、今後のおおまかな流れについて。
Palo Alto Medical Foundationのマウンテンビューofficeで診察を受けている人は、出産するときは「El Camino Hospital」にお世話になります。このタイミングでは流れの説明だけで、実際に申し込むのはまだ後の話。あと、これから参考にしていくべき情報がたくさん掲載されている冊子をいただきました。
そして二つ目、スクリーニング検査(出生前診断)について。
35歳以上だと強く打診されるそうですが、わたしはギリギリ受けるか受けないか自由という年齢でした。「First Trimester Screen」と呼ばれるもので、胎児に染色体異常があるかどうかの「確率」を調べるテスト検査です。ここで高確率が出ると希望者は羊水検査へと進むそう。あくまで何分の1かという確率論。
検査の場所は「El Camino Hospital」。以下の3つのステップを必要とます。
・10週〜13週の間に血液検査1回
・11週〜14週の間に精密エコー1回
・15週〜16週の間に血液検査1回。
検査についてはアメリカでは割とスタンダードだという話を聞いていたので、「受ける、受けない」という話し合いは夫婦でもしていて「受けよう」という結論は出していたけど「もし胎児に何らかの障害が見つかったら?」 という答えは出せないままでいました。高確率だった場合、羊水検査に進むかどうかも決めておらず。
ただ、精密エコーをすると、赤ちゃんの様子がじっくり見られること、その写真をCDに焼いてもらえること、など、エコー回数の少ないアメリカでは貴重な機会だと思ったのが受けることにした理由です。日本ではもうちょっと物議をかもす問題なのかも…。その後については結果が出たら誠実に向き合おう!と決めました。
受けるならば、もう11週目に入っているので血液検査は今日でもいいとのことで、何度も病院にいくのは大変だったので、受けて帰ることに。その翌日あたりにEl Camino Hospitalへ電話して該当週に予約を取りました。
※後日
3日後にGBSの検査結果が「陽性」だったとメール知らせがきました。この場合、出産時に胎児への感染を避けるため、抗生物質を投与しながら出産しなければならないそうです…(´;ω;`)
【アメリカ妊娠日記-7】につづく…。
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